製品 |
給与大臣NX |
FAQ番号 |
21560 |
分類 |
その他 |
※ご利用中の大臣シリーズとは異なる製品の操作画面でご説明している場合がありますが、操作方法は同様です。
年の途中で「給与大臣」を導入しました。年末調整を行うために、導入前の給与・賞与データを入力するには?2024年定額減税
年末調整は1月からの1年間の給与・賞与のデータが必要です。
「給与大臣」を導入する前の給与・賞与データを入力する必要があります。
導入前の給与・賞与データを給与大臣に入力する方法は3パターンあります。
※いずれか一方のパターンで処理を行ってください。
例:7月給与から給与大臣を導入した場合
1月〜6月の給与・賞与を入力します。
1. [中途導入]から各月の合計金額を入力する場合
[中途導入]は毎月の給与(賞与)を総支給額や課税支給額などの項目ごとの合計額をまとめて登録します。
合計入力するため、項目ごとの入力より手間がありません。
[初期設定]-[中途導入]を開き、社員をひとりずつ呼び出し、入力してください。
「給与大臣」で入力していない1月〜6月の給与、賞与の情報を登録してください。入力後、F12[終了]→F12[登録]で登録してください。
※7月以降は[データ入力]で登録するので、[中途導入]では入力しないでください。
【ご注意】
[データ入力]で登録済みの場合は、月の部分の数字がピンクになっています。
ピンクの部分は[中途導入]で金額をさわらないようにしてください。
金額を修正すると、[データ入力]と整合性が取れなくなります。
2. [データ入力]から各月各項目の金額を入力する場合
[データ入力]は各月の各項目の金額を入力するため、入力作業が多く手間ですが、賃金台帳などの帳票で各手当を集計できます。
3. [年末調整先行入力]で累計調整金額を入力する場合
累計調整金額の場合は、導入前の給与・賞与データの累計金額を入力します。
課税支給額、社会保険料、所得税だけを入力するため、入力作業が少ないです。
[年末調整]-[年末調整先行入力]を開き、項目選択で[4:累計調整金額]を選択して、F12[指定終了]をクリックしてください。
各社員の「給与大臣」導入前の課税支給額、社会保険料、所得税を入力してください。
★ 2024年の注意点 定額減税の対応
2024年6月1日以降に支払う給与・賞与から定額減税額が控除されます。(月次減税事務)
定額減税額は[データ入力]からしか入力できません。
6月以降に支払った給与・賞与は、[データ入力]から入力してください。
※月次減税事務の対象となる社員は「2024年6月1日時点で在籍している源泉徴収税額表の甲欄が適用されている居住者」です。
例:7月給与から給与大臣を導入した場合
1月〜5月に支払った給与・賞与をパターン1,2,3のいずれかの方法で入力します。
6月以降に支払った給与・賞与は以下の手順で月次減税額を確定し、[データ入力]から給与・賞与を入力してください。
【月次減税事務を行う手順】
「給与大臣」で定額減税の月次減税事務を行うためには、以下の作業が必要です。
[社員登録]と[人事管理]-[家族登録]で社員と扶養親族の設定を確認してください。
[特殊処理]-[特別減税初期設定]を開き、[実行]をクリックしてください。
各社員の月次減税額が計算されます。
(詳細は関連するFAQを確認してください。
FAQ21553 「給与大臣」定額減税対応版(ver4.50以降)をインストールすると、定額減税に対応しますか?何か作業は必要ですか?)
(「給与大臣super」の場合)
[特別減税初期設定]を行った後に、[データ入力]で6月以降に支払う給与・賞与を入力すると、自動的に月次減税が行われます。
[特殊処理]-[各人別控除事績簿]で各月の定額減税控除前の所得税額と、定額減税で控除された控除額が確認できます。
以前のシステムと同様に減税されているか確認してください。
以前のシステムと定額減税額が異なる場合は、[データ入力]で修正してください。
[データ入力]を明細書形式で開き、定額減税額を修正したい社員を呼び出します。
F5[情報]をクリックし、定額減税額を修正してください。